SSブログ
ワイン ブログトップ

イタリアワイン万歳! [ワイン]

ワインを飲み始めてどれくらい経ったかわかりませんが、このところイタリアワインにどっぷりはまっています。

最初は国を問わず飲んでいましたが、今はほぼ9割以上がイタリアですね~。

もともとヴァイオリンを弾いていて、イタリア自体好きでしたし、料理も好き、旅行に行ってますます好きになり、フリーペーパー「イタリア好き」を知って、さらに好きになりました。

イタリアワインが好きな理由は、やはりバリエーションの多さです。

ブドウ品種が2000種とも3000種とも言われてます。

日本国内でもかなり飲めますね。

昨日飲んだワインは、グリニョリーノ種。ピエモンテの土着種です。
赤ですが、色は透き通ったルビー色。これでフルーティな軽いワインかと思えば、胡椒やミントみたいにスーッとする味。

無理と知りながら、イタリアの固有種をできるだけ飲もうと張り切っています。

Forza !

nice!(0)  コメント(0) 

初ヴィーノ・ノヴェッロ [ワイン]

珍しく2回続けてワインの話。

もはや季節の定番となったボジョレ・ヌヴォ(あえて音引きしません)以外にも、今ではさまざまな新酒が売り出されている。

コンビニやスーパーで買うボジョレには全く食指が動かない。

あまり一般的ではないが、イタリアのヴィーノ・ノヴェッロやドイツのデア・ノイエも数年前からちらほらと聞かれ出した。

まあ似たようなもんだろうと思っていて、ずっと飲もうともしなかったのだが、昨日所属している健保の施設に設置されているバーにふらっと寄ると、入口にヴィーノ・ノヴェッロと書いてある黒板がある。

対応した女性店員も奨めるので、健保の価格だしと思って飲んでみた。

銘柄は、クズマーノのノヴェンブレ、シチリアの赤ワインである。

Novembre.jpg

店員はメルロだと言っていたが、後で調べるとネロ・ダーヴォラ70%、メルロ30%だった。

口に含む前から、ベリーのフレッシュな香りがいっぱいに広がり、シチリアの赤は重めと思っていたわたしはびっくり。

もちろん新酒だから軽口とは言われていたが、ここまでフレッシュなんですね。

赤ワインを冷やして供するところは感心しないが、これなら問題なし。

あわせたチーズの盛り合わせとハモン・イベリコ・ベジョータでご機嫌となりました。

さらに初めてだったのが、ヴィノロックと呼ばれるガラスの醤油さしのフタみたいな栓。クズマーノ社ではノヴェッロに限らず使っているらしい。

もらって帰ればよかったよ~。

vinolock00.jpg

カルメネール(Carménère) [ワイン]

ここしばらく LEGO の話題しか書かなかったのでたまにはワインでも。

週末にチリ産のカルメネールを飲みました。

わたしとしては、カベルネ・ソーヴィニョン的でありながら、あまり深くはなく、深くないわりにタンニンが感じられたので、それほど好みではありませんでした。

初めてのブドウ品種だったので、あとで調べてみると、元々ボルドー産だったが作られなくなり、今ではチリのみで作られているそうな。

名前の由来は、色(カーマイン)からだそうで、確かにそんな色合いでした。

わたしがイタリアワインを中心に飲んでいるわけは、フランスのようにブレンドしている比率が少なく、土着種100%のものが多いからです。

しばらく前にアルゼンチンの白ワイン品種トロンテスを試して気に入り、今回もと思いましたが、そうでもなかったですね。

とは言っても、カンノナウやテンプラニーリョも最初は気に入らなかったので、何種類か試してみるべきかもしれません。

ワインは奥が深すぎですね~。

ブラインドテイスティング [ワイン]

お気に入りのワインバーがある。

元々酒屋で、ワイン以外にも豊富な品揃えがあるのだが、特にワインは充実している。

月替わりや週替わり、日替わりなど、グラスで常時かなりの種類が飲めるのもうれしい。

スタッフもワインアドバイザーの資格をもっていて、こちらがわからない場合にはアドバイスしてくれる。

その店で9月はブラインドテイスティングのイベントをしていた。

赤、白のどちらかを選び、色がわからないように黒いグラスに注がれたワインのブドウの品種を当てるというもの。

なんだかんだで10年くらいワインを飲んでいるが、正直言ってブドウの品種はわからない。

もちろん、気に入った品種はいくつかあり、それなりに味の特徴は知っているが、あまりにもバリエーションが多いのである。

ブドウ品種自体も多いが、同じ品種でも驚くほどの差がある。

さらに、自分はイタリアのワインを中心に飲んでいるため、一般的な知識が少ない。

どういうことかと言うと、イタリアは固有種の単一銘柄が多いということだ。

これでも飲みつけない人にはわからないと思うので少し説明しよう。

ワインに使用されるブドウの品種には、カベルネ・ソーヴィニョン、ピノ・ノワールなど、日本の品種では甲州などがある。カベルネ・ソーヴィニョンなんかは世界中のワイン産地で作られているが、ある国でしか作られていない品種もある。イタリア、スペインには特に多く、どちらも2000種を越えるブドウがあると言う。さらにイタリアの場合は、一種類のブドウだけを使ったワインが多い。

つまり、イタリアのワイン好きはその知識を敷衍することが難しい。

わたしは赤ならサン・ジョヴェーゼ、白はヴェルディッキオが特に好きだが、これらはイタリア以外ではほとんど栽培されていないのである。

店のイベントの問題に出すということは、そこそこ広く作られているブドウであるはずで、自分は名前は一通りしっているが、味の記憶というものがほとんどない。

なんとなく、リースリングやシャルドネの味の傾向は知っているが、いざワインだけを飲んで、このブドウの種類は何だというのは難しい。

まあ、難しいからこそ、ソムリエ試験もあるのだろうし、ブラインド・テイスティングがイベントとして成立するのだろう。

と引っ張ったところで。

同行者にぜひやってくれと言われて、赤に挑戦した。

味わってみるとタンニンが強いというか、同行者いわく、薬を飲んでいるような感じ。

しばらく悩んだ挙句、黙って料金300円払おうかと思ったが、おそるおそるカベルネ・フランと言ってみた。

応対してくれた店員は、カベルネ・フランの○○な味を感じられたところはさすがですねと持ち上げてくれた後で、正解はピノ・ノワールだと言う。

えー、これまでに飲んだピノ・ノワールの味と全然違う。

とてもこれは難しいですという返答だった。

だからこそ、テイスティング・イベントに選んだんだろうけど、正直やられたと思った。

(2011/10/7 補筆)

スペインもよかね [ワイン]

さて、訪問者は毎日ひとりくらいらしいので、好き勝手に書けばいいのだが、さすがに誰かは見るかもしれないと思い、文章、文体、書き方についても考えた。

国語は幼い頃から得意で試験の答案や作文はよく廊下に張り出された。

そこそこにまともな文章は書くと自負しているが、まったく下書きや推敲というものをしない。

思いつくままに書くのがスタイルで、それは大学の最終試験の数十枚のレポートでも変わらない。

「ディケンズについて」原稿用紙50枚でも、いきなり書き始める。

そのため、すぐに収拾がつかなくなる。

今回も、「スペインもよかね」とタイトルを決めておいて、カテゴリは「ワイン」にした挙句こうなってる(笑)。

本題に戻そう。

先週末はおうちワインは休み、そのかわり平日は飲み会が多く、水曜日にスペインバルに出かけた。場所は四谷三丁目、駅からほど近く、店は地下にある。

店としては、バルと名乗っているわけではなく、cocina española (スペイン料理店)となっている。イタリア、スペインの店は呼び名も多く、いまひとつ定義がはっきりしない。

ここはスタッフはすべてスペイン人、みんな適当に日本語をしゃべるので、問題ない。いざとなったら、得意のスペイン語で...

一緒に行ったのは、先週も登場した音楽仲間。勤めがこの近くで前にも来たことがあるらしい。

最初は、定番のカバ(cava)をグラスで。スペインのスパークリング、主な産地はバルセロナ近郊。

友人いわく、イタリアの泡は甘いこともあるが、スペインはほとんど辛口。たしかにその傾向はあるな。

そうそう、誰でも知ってるわけではない用語には説明を付けることにしたのである。それを書こうとしたら、のっけから脱線してしまったのだ、ははは。

水曜日は友人の会社はノー残業デーということで、早目に入店したため、それほど混んではいない。ただ、ウェイターの調子のいいにいちゃんが、料理は混む前に頼めとせかすので、一気に頼んだ。

オリーブの盛り合わせタぺリア風、ハモン・イベリコ・ベジョータの盛り合わせのハーフ、エスカルゴに本日のスペシャル「ガリシア風エンパナーダ」、なかなか盛況で店員のおっちゃんが混んでくると調理が遅くなるから、頼めとせかすので、野菜料理も選んだ。

ハモン・イベリコ・ベジョータ(Jamón ibérico de bellota)とは、生ハムの最高峰。イベリコ豚にどんぐりだけを食べさせて育てたもの。

エンパナーダとは、具入りのペストリー。地域でずいぶん差があるらしく、ガリシア風は empanada gallega という。ツナ、いわし、チョリソが具になることが一般的だが、今回は豚だった。形は四角。GalicianEmpanada.jpg

これまた、ガリシア風らしいスペシャルの「フダンソウ(不断草)とジャガイモ、豚肉の煮込み」、フダンソウとは葉物野菜に改良したビーツで、見た目は西洋ホウレンソウの色を薄い黄緑にしたような感じ。しゃもじ菜に見えなくもない。

そうそう、ガリシアの説明もしなければなるまい。

スペインの大西洋岸、ポルトガルの北に位置するのがガリシア州、バルセロナのあるカタルーニャ、バスクと並んで、独自の言語ガリシア語を持つ。位置からして、スペイン語よりポルトガル語に近いらしい。代表的な料理はタコのガリシア風。スペインで食べたのは、タコのマリネだったが、オリーブオイルで煮込むタイプもあるようだ。州都は巡礼の道の目的地として有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラ。

今回は最初から赤にして、一本目はDOフミーリャ(ムルシア)のオノロ・ヴェーラ(モナステロル種)、あれよあれよと言う間に、二本目のDOモンサン(カタルーニャ)、名前は忘れたが、ブドウ品種はガルナッチャ、シラーにカリニャン。Honoro.jpg

ムルシア州はスペイン南東部で、ヴァレンシアとアンダルシアに挟まれている。

ホール係のおっちゃんは、以前旅行したことのあるトレモリーノス(コスタ・デル・ソルの町)の隣町の出身らしく、こちらが片言スペイン語を話すとマシンガントークで返す。

当然全部は聞き取れないので、勘で答える(日本語で!)が、なんとか話は噛み合っていたようだ。

最後にデザートはと聞かれたが、甘いものはいいので、ウジョアという白くてクリーミーながら、後味もしっかりしたチーズを食べた。

どうやらこのチーズもガリシアのらしい。ガリシア州ア・コルーニャ県アルスールのチーズとある。「アルスーア・ウジョア(DO Arzúa Ulloa)」

参考までにアルスーアのサイト、ただしガリシア語(笑)。

いかにもスペイン人らしい適当さだったが、なかなか楽しいおっちゃんだった。

帰りしなにフィデウア(パスタのパエリア)やアロス・ネグロ(イカスミのパエリア)があるか訊くとちゃんとあるとの返事。

結構使えそうな店であった。

いきつけのワインバーで [ワイン]

一昨日になるが、よく行く立ち飲みバーに行った。

ここは酒屋に併設というか一角を立ち飲みスペースにしている小売店。
主体は酒屋なので、ワインに限らずたくさんの酒がおいてある。

入口から一番奥まったところにキッチンがあり、その前がスタンディングバーとなっている。

30人くらいは入れるかな。

厨房は一人、フロア係が4人くらい、店舗にも店員がいて、常時6人くらいの体制。

最初に行ったきっかけは、テレビで見た世界遺産チンクエ・テッレの白ワインを探したところ、グーグルを使っても2件しかヒットせず、これは飲みに行ってみようと思ったことに始まる。

ボナンニ・フェッレーガラの白は、冷やさなくても美味しく、冷やせば冷やしたで味が変わる、まるで良質の赤のようなワインだった。

ワインだけが目的で、料理はたいして期待していなかったが、当時のシェフにすっかりやられた。
一等地に店を構える一流店と比べても遜色ないクオリティでしかも安い。

それから、月イチくらいのペースで行くようになり、早くも4年くらいにはなる。

震災後はあまり外で飲まなかったので、わりと久々に行ってみた。

ヴァイオリンつながりの年下の友人を数回誘っていたのが、忙しくて断られていたところ、向こうから今晩はいいですよと携帯メールが来たためである。

2人で、プロセッコから飲んでいると、後から入ってきた見知らぬ若者が、どうやら友人の会社の後輩らしく、何の前触れもないまま、3人で飲むことになった。

ワインは量を飲むものではないから、頭数がいた方が都合がいい。

陽気も突然初夏になったような塩梅で、ほどよく冷えたイタリアの白がほしかったから、ちょうどいい。

おすすめグラスワインも供されるのだが、すぐにボトルを選ぶことにした。

選んだ一本目。
Fiagre Antonio Caggiano Campagna
fiagre.jpg
品種はフィアーノとグレコ。グレカニコ、グレコ・ディ・トゥーフォなど好きな品種なので、これもよかろうと思いチョイス。すっきりしていると説明を受けたが、とろみがあるとまではいかないが、しっかりしたワイン。冷えているボトルがなかったが、クーラーの準備をしてもらってる間に常温で飲んでもイケる。

真鯛のブランダードもおいしい。ブランダードは牛乳をつかったパテのようなもの。
産直のフルーツトマトとクレソンのサラダ、一口大のサモサとともにいただく。

3人で談笑しながらだと消費が早く、早速2本目。
Suavia Soave Classico Monte Carbonare 2008 Veneto
Soave.jpg
これは信頼できる若い店員のいちおし。
ブドウはガルガネーガ。

一本目より、スキっとした辛口だった。
こっちが先でもよかったなという感じ。

イトヨリのポワレにアサリのジュを添えた一皿を合わせた。

ここまで来たら、赤までまっしぐら。
3本目。
Milziade Antano Montefalco Rosso 2007 Umbria
サンジョヴェーゼ70%、サグランティーノ15%、メルロ15%
Montefalco.jpg
サグランティーノはウンブリアの独自品種で、野性的なタンニンが楽しめるらしいが、これはブレンドで、個性的ながらも飲みやすい。

「豊富なタンニンと黒胡椒や鉄、丁子やジュニパーベリー、そして押し寄せるような濃厚な果実」とのこと。

牛のハラミとの相性もピタリ。

エポワスのスプーンももらって、〆はペンネ・アラビアータ。

若い社会人を肴に大いに飲みかつ食べた夜だった。

アンソニカ [ワイン]

さて、LEGO、ゲームと趣味を書いてきた。

ここまでだと、ただの子供おやじ(笑)。

あたってなくもないのだが、訪問してくれた人は二度と来ないかもしれない(爆)。

ひとりごと大いに結構。でも少しサミシイ。

次から少しオトナの趣味でも開陳するか。

というわけで、ワイン。

ま、未成年は飲んじゃいけないからな。

って、それがオトナの趣味の定義か!

閑話休題。

ワインを知ったのは10年くらい前だろうか。

御歳50になんなんとしているから、少し(かなり)遅い。

実際、酒が飲めることを知ったのは大学1年だが、ワインは正直おいしいと思っていなかった。

大学生のコンパ、社会人になって仕事の後の飲み会でも、ビールが中心だったと思う。

それが、アマチュアオーケストラに入って、やんごとなき育ちの人と出会い、ワインを知った。

最初に美味しいと思ったのは、ブルネロ。

イタリアのDOCGワインである。

有名なのは、キアンティかもしれないが、3大銘柄はバローロ、バルバレスコ、ブルネロだろう。

オーケストラの仲のいいメンバー、自分を入れて6人で不定期に飲み会をしていた時期があり、
ジャンルは問わなかったが、イタリアンが一般的になりだした頃(だったと思う)で、
はじめて飲んだ高級ワイン。

それがブルネロ・ディ・モンタルチーノだった(はず)。

まだバローロもバルバレスコもブルネロも飲み屋で頼むともれなく1万円近くしていたはず。

自分では頼むはずもなく、職場の同僚と行くような店ではなかった種類の酒である。

ワインってこんなものだったんだと思った覚えがある。

それからすぐにワインにはまったわけではないが、ずっと覚えていた。

今でもイタリアワインを中心に飲んでいる。

さすがに1万円は切るようになったが、3大銘柄は今でもそこそこの値段はするので、もっと安いイタリアワインをいろいろと試している。

先週末に飲んだのが、シチリアのアンソニカ種100%の白ワイン。

フィッリアート・キアラモンテ 2009

柑橘系の味で夏にふさわしい一本だった。

最近よく立ち寄るカルディで1000円ちょっと。

お買い得ですよ!
Chiaramonte.jpgChiaramonte1.jpg
ワイン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。